音楽について

音楽には国境も差別もないと思うけど。

刺身と焼き魚を一緒にしてはいけないと思う。

両方味わい深い物があるけど、それはそれぞれの立ち位置があるからで、焼き魚に刺身があればそれは完成してない失敗した焼き魚だし、刺身に焼き魚があればそれは嘘だし。

何の謎かけだかは30分くらい考えないと分からないと思いますが。

本当にこれが音楽業界の現状だと思います阿部先生。

最近の音楽について

これは人によるけど、最近の音楽を聞いても何度も聞きたくなる曲がない。でも昔の曲を聴くと「世代が違う」「中年臭い」と思いながらも聞いてみると何故か引き寄せられる曲が多いんだよね。

TM.Networkや彼の作る曲は好きだけど、うまい奴しか上に行けるチャンスを掴めない常識を壊した小室が嫌いだ。
だからそんなに上手くなくてもチャンスをつかめるようになったのかもしれないけど、逆に言えばチャンスそのものの価値は下がったと思う。

なんかこの歌詞、何かと重ねちゃうんだよな

離れてしまえば
ぼやける ふるさとの灯

でも忘れてるわけじゃないのさ
やさしく見つめ 支えてくれたひと

大切なものなくしても
まだ僕と君がいるなら

もう一度笑い合おう 愛しい人よ
かすれそうな声で 言い聞かせて
止まらない それだけで生まれるチャンス
口笛でも吹きながら ゆっくりでいい
さあ 行きましょう C'mon


ひとりじゃ 何にも出来ない
今頃 知らされる

風に乗って飛んでくる 誰かのCryin'
いつものように 僕は耳をふさぐのか

跪いて 祈っても
消えた時が戻らないなら

もう一度笑い合おう 愛しい人よ
渇いたこの心 満たして
尊い時間は 今始まる
先はまだ長いけど ゆっくりでいい
さあ 行きましょう C'mon


愚痴ってもいいよ 疲れすぎたなら


もう一度笑い合おう 愛しい人よ
渇いたこの心 満たして
手をとり 駆け抜けた思い出が
今も燃えているなら 僕らは負けないだろう
さあ行きましょう C'mon

桑田佳祐の飛べないモスキートについて考察

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悲しい噂で飛べないモスキート
痛みを避けるため
生命(いのち)をつなぐ赤い川の水
絵になる美談はどこ吹く風

現代(いま)では着れないガラスのタキシード
愛する女性(ひと)のため
壊れて消えた夢のシャボン玉
結ばれたくとも運命(さだめ)は何故？

嗚呼 この街のどこかで同じ
星を見上げる人のために
そっと涙ぐむ Who……

暗い教室の隅で彼は泣いてる
重い十字架を生きるために抱いてる
あらぬ常識で大人達は逃げてる
遠い世界のようだけど……Feelin' Blue.


生まれた時代に飛べないモスキート
己を守るため
生命をつなぐ赤い川の水
無情という名の去りゆく影

嗚呼 移り行く世代を越えて同じ
雨に打たれる人はいつも
君のそばにいる Who……

いつか大空に架かる虹を待ってる
灯る蝋燭をかばいながら生きてる
沖へ遠ざかる希望の船を見ている
どんな答えがあるだろう?……Feelin' Blue.

暗い教室の隅で彼は泣いてる
重い十字架を生きるために抱いてる
あらぬ良識で大人達は逃げてゆく
どんな未来になるだろう?……Feelin' Blue.
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なかなか深い歌詞で1日聴いてしまいました。

まず出だしの
「悲しい噂で飛べないモスキート
痛みを避けるため
生命(いのち)をつなぐ赤い川の水
絵になる美談はどこ吹く風

現代(いま)では着れないガラスのタキシード
愛する女性(ひと)のため
壊れて消えた夢のシャボン玉
結ばれたくとも運命(さだめ)は何故？」
というところを考えてみました。

歌詞全体を見ると身内の自殺、薬害エイズ、ハンセン病か遺伝的な事情？

全てのパターンで考えてみました。
・取りあえず共通して考える事
結婚を控えた一家の息子が昔、その家で身内にあった何かしらの良くない噂を周囲の人達によって流され、結婚するはずだった恋人の為にも別れざる負えなくなった。
数日後、その事をを振り返り「こんな決まりは誰が作ったの」と嘆いている。

：参考キーワード　・絵になる美談＋現代では着れないガラスのタキシード（人生の中で幸せな瞬間＝縁談がシャボン玉やガラスのように儚く消えてしまった。）

・以下その理由

・身内の自殺
息子の身内が自殺した噂を世間に流された
：参考キーワード　・生命をつなぐ赤い川の水（自殺した際に流れ出た血が川のように流れた状況を歌ったのではないか）

・薬害エイズ
息子の身内に薬害エイズで亡くなった人がいた（もしくはいる）事を噂された。
：参考キーワード　・モスキート＝蚊＝針＝注射　・悲しい噂（今でもエイズによる差別が行われている）

・ハンセン病
息子の身内にハンセン病で亡くなった人がいた（もしくはいる）事を噂された。
：参考キーワード　・悲しい噂（ハンセン病も差別があります）・赤い川の水（血＝遺伝的な繋がり）

・遺伝的な事情
在日、もしくは部落出身という事実を噂された。
：参考キーワード　・赤い川の水（血のつながり）

最初だけでこれだけ考えてしまいました。次に行きます。


「嗚呼 この街のどこかで同じ
星を見上げる人のために
そっと涙ぐむ Who……

暗い教室の隅で彼は泣いてる
重い十字架を生きるために抱いてる
あらぬ常識で大人達は逃げてる
遠い世界のようだけど……Feelin' Blue.」

・全てに共通
この街でも同じ苦しみを味わっている人がいるのだと涙ぐむ。
破局した息子の弟か妹（または全く違う同じ街で苦しんでいる人）がその噂（または同じような噂）でいじめに遭い苦しみながら必死になって生きているのに、助けるべき立場の大人たちは見て見ぬふりをしている。
「これは自分とは関係ない話」と思っているのかもしれないけどあなたのすぐそばにもいる事を分かってほしい。
：参考キーワード　・Feelin'Blue＝憂鬱＝嘆き？＝分かってほしいのに分かってくれない儚さ


これはすぐに解釈できた。次行きます。

「生まれた時代に飛べないモスキート
己を守るため
生命をつなぐ赤い川の水
無情という名の去りゆく影

嗚呼 移り行く世代を越えて同じ
雨に打たれる人はいつも
君のそばにいる Who……」

・共通
自分を守る為、仲間に自分の事を全ては話せない。
同情の目をして寄ってくれた人も、立ち去るその後ろ姿がその不幸が自分でなくて良かったと言っている。
どんな時代にでも同じ苦しみを味わって泣いている人はこのようにあなたのそばにいる。
（モスキート＝蚊＝煩わしい虫＝差別されている人）

前半だけですね別々なのは。次行きます。

「いつか大空に架かる虹を待ってる
灯る蝋燭をかばいながら生きてる
沖へ遠ざかる希望の船を見ている
どんな答えがあるだろう?……Feelin' Blue.

暗い教室の隅で彼は泣いてる
重い十字架を生きるために抱いてる
あらぬ良識で大人達は逃げてゆく
どんな未来になるだろう?……Feelin' Blue.」

・共通
いつかこの差別が無くなるのを願いながら、負けそうになる自分を必死に奮い立たせる。
しかし、いつまでたってもその差別はなくならない世の中に答えはあるのだろうか。
今でも後世の関係ない子供たちがそれによって苦しんでいるのに手を差し伸ばすべき大人たちは見て見ぬふりをしていて一体この先どんな未来になるのだろう。

という事を唄ったのではないかと思いました。

まとめ

結婚を控えた一家の息子が昔、その家で身内にあった何かしらの良くない噂を周囲の人達によって流され、結婚するはずだった恋人の為にも別れざる負えなくなった。
数日後、その事をを振り返り「こんな決まりは誰が作ったの」と嘆いている。

そして、この街でも同じ苦しみを味わっている人がいるのだと涙ぐむ
破局した息子の弟か妹（または全く違う同じ街で苦しんでいる人）がその噂（または同じような噂）でいじめに遭い苦しみながら必死になって生きているのに、助けるべき立場の大人たちは見て見ぬふりをしている
「これは自分とは関係ない話」と思っているのかもしれないけどあなたのすぐそばにもいる事を分かってほしい

自分を守る為、仲間に自分の事を全ては話せない
同情の目をして寄ってくれた人も、立ち去るその後ろ姿がその不幸が自分でなくて良かったと言っている
でもどんな時代にでも同じ苦しみを味わって泣いている人はこのようにあなたのそばにいる

いつかこの差別が無くなるのを願いながら、負けそうになる自分を必死に奮い立たせる
しかし、いつまでたってもその差別はなくならない世の中に答えはあるのだろうか
今でも後世の関係ない子供たちがそれによって苦しんでいるのに手を差し伸ばすべき立場の大人たちは見て見ぬふりをしていて一体この先どんな未来になるのだろうか


となりました。たった1曲だけでここまで考えさせられるなんてやっぱり桑田さんはすごいや。