攻殻機動隊

観ました。うん、実に面白い（←誰だっての！）。

やっぱり1でよかったところは最初に時代構成のパフォーマンスと警告があった事です。
パフォーマンスと同時に「こういうの興味ない奴は観るな」と訴えかける。これ好き。

興味ない奴に自分の作品否定されても困りますしね。

でも2のイノセンスでは多分DVD限定だと思いますが興味ない人や知らない人に観てもらおうという感じで、始めに主人公の相方がこの映画について分かりやすく説明していてとても入り安かったです。

しかし映画の方の予告は知らないと意味不明です。実際に僕が小4の時に観てましたから。

いきなりコンビニにオッサンが入ってきたと思ったら銃で暴れだして、なのに犬には心を開く。そして着物着た人間がいきなりバラバラになって最後に「イノセンス、それは愛」
「………ワケわかんねぇ！！こんなの観る奴いるのかよ？」と思ってましたから。

予告編が勿体無い。もし予告が時代構成の説明だったらもっと売れたのに。

でも、攻殻機動隊はグラフィックが凄い。よくあの時にあんなに綺麗な物を作れたのか。
そして、魂の定義。これも良かった。

因みにこれと変な本を観て壊れた相方に説明出来ないからと言う理由で「魂」を霊的な意味でなく、象徴的な意味で喋っても異様に食ってかかってきます。うん、あいつ面白い。
話を戻し、僕は漫画も観ましたが（王立宇宙軍の彼に貸され）少佐の性格が全く違う。漫画だとちょい変人ですが映画だとバトーよりサイボーグっぽい。

まあこの違いを観て楽しむのもいいかもしれません。是非観てみてください。

評価は10点中9.3点

分からない人にはつまらないだろうというのが＋でもありーでもありました。