もう、英雄（ヒーロー）に嫉妬できない。

よくありませんでした？新聞やニュースで、「駅で倒れてしまった人を病院まで運んであげた」なので誉められる人達を観て「オレだってあの場に立たせられたら出来るし！！」見たいな事を思ってしまう事。
確かに観ている限り出来そうです。しかし現実は違いました。
今日、スクールバスを降りて駅の階段を上がっていたところ、お婆さんが階段を下りている時に足を踏み外し、転んでしまいました。
幸い階段の途中の踊り場部に段差を設けていない場所がありますよね、そこに転んだので怪我とかはありませんでしたが普通近くにいたら「大丈夫ですか」と手を差伸べるのが普通じゃないですか。でも、急にだったので結局何も出来ませんでした。しかし、目の前にいたおばさんはすぐにお婆さんに近寄って行き、手を貸しました。
多分、そのおばさんは僕の方を見ていませんでしたが「なんだ、この高校生は」と思ったことでしょう。
何も考えずに、その場を離れました。こんな些細な事でも動けないのにニュースでやっている様な事が出来るわけが無い。
そのような事でテレビで表彰されている人たちをもう、嫉妬（←なんか意味が違っている気がする）する事は出来ません。
こんなに現実に立ち合わせられるまで僻んでいた訳ですが今日の件で、これからは素直に彼らを心から拍手を送ろうと思いました。