「当たり前」を理解するって難しい

今日、学校で自分の立場を考え直す為（？）のビデオを見ました。
内容はと言うとNHKスペシャル「上海から来た先生」というもので、中国で今もなお貧しい村での生活を送りながらも大学への勉学に励む所に、少し恵まれた環境で育った大学生がそこの村へ先生として一定の期間勉強を教えると言うものでした。
それを見終わった後、僕は先生から言われた「自分達の今の立場、生活を当たり前と思わないで欲しい。」と言われた言葉を考え直していました。
「そうだよな・・・今の生活って確かに恵まれていて当たり前と思っちゃいけない。・・・！？じゃあ当たり前な生活とはどんな生活の事を言うんだろう・・・。」
そんな感じです。逆に考えて今回、ビデオに映っていた村も当たり前ではない。でもそうだったら初めから当たり前なんか無い。でもその今の生活は恵まれている。感謝する、ありがたく思う、当たり前ではない。
貧しい村は恵まれていない、でも彼らは生きることに感謝、勉強できることに感謝・・・。


バス、電車の中で1時間20分程考えた結果
今の与えられた環境を当たり前と思うのはいいけどその当たり前と思える事に感謝しないことは間違っていると思いました。
でも今の現状に（豊かさと貧しさを含めて）不満を抱いている人もいる。だから何かを頑張る。
つまり、その当たり前の環境を維持しようとする、又はより良くしようとする。当たり前じゃ無いけど生まれたときからそうだから当たり前に感じる。どっちの環境でも当たり前など存在しない。
ああ、当たり前を理解するのは難しい・・・。本当にすっきりしない！！