WILD LIFE（ワイルドライフ）完結

僕の好きだった漫画WILD LIFEが遂に終わりました（全27巻）。
前も少し触れましたがこの漫画はとても深い漫画だと思いました。小さな子供から大人まで理解できる年齢幅が広く、しかし伝えることがとても深い。
僕は動物がとても好きです。理由は分かりませんが目の前にいるだけで自然と心が和みます。
今日、学校へ向かう途中の電車の中で向かい側にいた1つ年下ぐらいの男子高生達が動物保護法について話していました。内容はと言うと動物虐待とかの取り締まりは構わないが、ただ公の場いる動物を動物と言うだけの理由で保護するのが不満だと言ってました。
確かに動物と言う理由だけで保護しようと言うことに不満を抱くのは分からなくもありません。しかし私がこの主張に対して「動物が好き」との理由とは関係なしに反対です。
理由は簡単に言うと「命に順位はないが世の中が言う平等なんて言葉は嘘」だからです。大雑把に言ってしまいましたが動物と人間、仮に戦ったら大半が人間が勝つと思います。つまり動物は弱い生き物です。人間だって実例としてアメリカは今イラクに行き、関係ない人を次から次へと殺害しています（この前のイラクの記事についての訂正：「アメリカはイラクに石油をカツアゲしている」と書きましたが調べた結果、事実はイラクの石油業者はアメリカに石油を値段を交渉した上で輸出していて米軍は石油を奪ってるのではなく、その輸出作業を妨げようとする民兵を防衛しているのだそうです。しかしその防衛でいくつの過剰防衛があったのでしょうか。）。
というわけで私は皆平等なんて言う言葉は嘘だと思いました。いきなり結論を書きますが、命が平等じゃないからこそ弱い立場の者を守らなければいけないと思いました。平等じゃないからその分不利な人を守る。そして少しでもその「理想の平等」に近づけてあげる。それが人間にも言える事ではないでしょうか。
僕はそんな事をこの漫画で学びました。