MGS1を知らずしてMGSを語るな！！

暇なのでPS1のMGS1をやりました。

以前持っていたんですがMGS3からやった為グラフィックに耐えられず即行やめました。

やりづらい操作に我慢しながらやっていると・・・・。

「！！」

以外にもストーリーが良いじゃねえか！！


え！？てか凄くね？

これってもしかして・・・

MGS史上１番いい作品じゃん！！

なんかすごい完成度。しかもPS1にしてはグラフィックもいい。

しかも凄いのは

ボスに感情移入できる。

今まで（MG～MGS4）のボス（重要キャラを除く）は皆変人だし。

でもこれは違う！！みんな思想的には分かりあえなくても人間としては分かりあえたいい奴ばかりだった。スナイパーウルフとかストックホルム症候群にならなくても凄いいい話だった。

なんか全クリしたあと凄い罪悪感にかられた。

自分はこれを知らずしてMGSを語り、そして批判していたのだと！！

ヤベエ本当にいい話だった。

でも、やっぱり・・・・


グレイフォックス格好良すぎだろ！！

彼の1つ1つの言葉が名言だし。超かっこいい！！

「俺達は政府や誰かの道具じゃない。闘うことでしか自分を表現できなかったが、いつも自分の意志で闘ってきた。」
渋い！！

最期もカッコイイ！！

自分が死ぬと分かってREXに突っ込んで破壊しに行く姿はまさに男の中の漢！！
まさに彼こそ牛丼サンボに行くべき・・・・いえ、話がそれました。

飛びこむ瞬間のセリフ
「ディープ・スロートからの最後のプレゼントだ!」
すげえ！！とりあえずカッコよすぎ！！

最後腕を切られREXに挟まれた瞬間レールガンを連射し
「追いつめられた狐はジャッカルより凶暴だ！今だっ！スティンガーを打ち込め！」
ここで撃てば多分長年に渡った2人の勝負はスネークの勝ちだったけど（フォックスを殺す殺さないと言う意味ではなく戦士としてという意味）結局スネークは撃たずにグレイフォックスはREXに踏みつぶされてしまった。

結局戦士の名の下、任務に私情を挟んだスネークは最後までグレイフォックスを越える戦士にはなれなかったんだと思う。さすが元フォックスハウンドの称号を持つ男グレイフォックス（まあフォックスハウンドへはBIGBOSSが連れて行ったんだけどね）！！

うんMGS3をやる前にMG１，２とMGS1をやらなかった事に非常に後悔しております！！




ここでMGSシリーズランキング（OPSはやりましたがあえて入れません）

1位　MGS1
2位　MG1，2（１と２で１つのゲームと解釈してください。）
3位　MGS3　上の2つをやっていれば涙が出たと思う
4位　MGS4　グラフィックとかは良いんだけど（まあ発売した瞬間無告知で画質落としやがったけど）、予告トレーラーでファンを期待させすぎた！！実際に監督も言うように10ステップ進みたかったのに1ステップしか踏めなかったというＰＳ３の限界を知らぬうちに予告でファンを期待させすぎたのがマイナスです。多分予告も何も見なかったら上位にいっていたかもしれない。
5位　MGS2　MGSを客観的に見せる発想は非常に良かったし「愛国者」の意味も理解しやすくてよかった。この意味を理解できない人は多分最後の中途半端な終わり方を理解できずに納得できなかったかもしれない。下位の理由は個人的に行ったり来たりするゲームが嫌いだからです。



ここで自分は何を言いたいかというと現代のゲームに限らず映画もそうだと思う。

最新技術が進化するにつれてその技術に依存しすぎて本来の物（映画・ゲーム）の面白さを忘れている！！

その証拠に映画の名作って昔のが多くない？

CGとかそういうのが使えないから、だからストーリーを面白くしないとお客さんはついてこなかったと思う。だから面白いのが出来た。でも今のってCGとかで自分（監督）の伝えたいことが安易に再現出来てしまう。だから伝えたい部分を昔よりも深く追求する必要がなくなってしまった。

ゲームもそうだと思う。グラフィックソフト（多分見る限りMAYAだと思う）が良くなってきたせいでそっちばかりに気が行って本来伝えるべきストーリーが簡略化されていると思う。

それが今回MGS4だったんだと思う。物（映像）の限界を感じないから、その壁を知りたくて、あるいは伸ばしたくてストーリーよりもそっちが濃くなってしまったんだと思った。

だから次に出るMGS5ではないけれどMGR「メタルギアライジング」に期待しています。


別に賛同しろとは言いません。ただ今のゲーム、映画はこういうのが多くなっていないかという事を考えて欲しいだけです。

以上、ウンチクでした。